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作者:クレイさん
投稿日時:2005/06/19(日) 03:04:13
備考:搭乗型ロボットバトル



現在、この惑星シーカスにあるサイベン帝国とワスラン共和国の戦争状態にある。

今回の戦争が今まででと違うのはCAと呼ばれる巨大な人型兵器が活躍していることである。
その開発はサイベンが先に開発に成功し、以前は拮抗状態であった両国のミリタリーバランスは大きく崩れた。
サイベンはその圧倒的な軍事力で数ヶ月でワスランの領土の半分を奪取。
サイベンの完全勝利かと思われたが、ある開発者の亡命によりワスランも遅れてCAの開発に成功。
国力では相手国の四倍にも及ぶワスランは、その生産力を頼りに反撃の狼煙をあげた。

CAのシステムは簡単にいえば『自分の動き』を全長10mほどの二足型ロボットが、
ほとんど誤差なくトレースするもので、圧倒的な火力とスピードを持ち、
なおかつ精密な動きをする汎用性の高い人型兵器である。
ただし、そのCAにも弱点はあった。それはCAの受けた破損(その他)のおよそ30%を
そのまま人間の身体に伝えてしまうことである。
もしCAの頭部に専用ライフルの弾が当たれば、
胴部分のコクピットに被弾してなくても、その衝撃でショック死してしまう場合がある。
もちろん、本当に傷つくわけではない。ただCAと人間を繋げている擬似神経が『痛み』だけを伝えるのである。
しかし、その『痛み』は常人が耐えられるものではなかった。
そのため、圧倒的な攻撃力とひきかえに、
一戦闘でのパイロット死亡率は異常なほどの高さを示している。
しかし、この戦争の行方を左右しかねない強力な兵器であるため、
両軍とも人命の損失は省みず、大量のCAを投入していた。
そしてオレことレイジル=ゲインはワスラン共和国のエースパイロットとして、
特殊戦闘用のCA「ガイラ」を操縦している。
しかし、まずいことに密林の哨戒中に7機の敵軍のCAと遭遇してしまった。
それも「桃色の悪魔」とオレたちの間で呼ばれている恐ろしい力を持った遊撃部隊である。
彼らはピンクという戦術も何もあったものではないカラーリングのCAを駆っているが、
実力は本物で、既に7つものワスランの小隊が完全に叩きのめされている。
もちろん逃走は不可能……いや、例え可能だったとしてもオレはやらないだろう。
恐怖よりも怒りが勝っていたからだ。「桃色の悪魔」には個人的に恨みがある。
戦争である……仲間がやられても「軍人」であったら仕方のないことだと、
(もちろん、そんなに割り切れるもんじゃないが)なんとか諦められる。
しかしだ。「民間人」なら話は別、こいつらは敵国の村っていうだけで皆殺しにしやがったのだ。
それも一つだけではない。抵抗したってのならまだ話はわかる。けど女や子供、老人とお構いなしだ。
CAで燃やす、握りつぶす、天高く放り投げる、木に串刺しにするetc…etc…。
ただ殺すわけじゃなく、思いつくままに趣向をこらして殺しつくす。
その中にはオレの家族や友人もいた。
いや、わかってる。「軍人」なんだから私情でってのはご法度だ。けど、もう我慢できなかった。
偵察用の特殊CAで面と向かった戦闘には不向きだが、こういった密林でのゲリラ戦なら勝機はある。
オレは、CAを哨戒モードから戦闘モードへと移行させた………

***

「桃色の悪魔」とワスランに称されている部隊は実は女性だけで構成されている。
それも軍規違反などでつまはじき者にされていたアウトローの集団だ。
命令違反、独断専行、禁止されている最前線での異性交遊など、
パイロットとしての資質が高くなければ銃殺刑とされても仕方がないような者たちなのだ。
しかし、この状況下において彼女たちを処分することはサイベンにとっては大変な痛手である。
上層部は苦虫をつぶしながらも黙認し、集団行動が苦手な彼女たちに独立したゲリラ的な戦闘を命令していた。

ぴったりと身体に吸い付くようにフィットし、豊満な肢体のラインが露わになった薄手のボディスーツを着た
レーン=トーネがコクピットでイラついていた。赤髪と厚い唇が印象的な女だ。
(ちなみにスーツが薄いのは、そのままの動きをCAに伝えるには厚手のものでは誤差が生じてしまうからである。
 本当は何も身に付けない、つまり裸で乗ることが一番望ましい。)
熱帯林の中で遭遇したワスラン共和国の見慣れないCAがセンサーから忽然と姿を消したのだ。
近頃開発されたステルス迷彩の実験機かもしれない。いたぶるつもりで散開したのが仇になった。
無線も何らかの電波妨害があるのか他の者達と連絡がとれない。
「ちっ!やんなるねぇ!!」
乳首さえもしっかりと浮き出ており、裸よりもむしろエロティックではないかと思えるスーツごしに
Fカップはあろうかという大きな胸を軽く揉む。レーンが混乱するとでる癖だ。
揉んでいる左手の接続は切っている。
再びつなぐのに二秒半かかるので戦場を舐めているとしか思えない行為だったが、
エースとしての驕りと余裕が彼女をそうさせた。
「ふん、絶対に楽には死なせてやらないよ!」
ハスキーな声で一人つぶやくレーン。
捕獲した時にはどういった風にいたぶり殺そうかと、訪れるであろう未来図に想いを馳せる………
もちろん、油断しているわけではない。
どこから襲い掛かってきても右手に持ったサブマシンガンで蜂の巣にしてやろうと
周囲に注意を払っているのだ。そして……

ガサッ

「そこかいっ!」
左手を接続しなおしながら、銃を音がした方向に瞬間的にむける。
CAでありながら、その鮮やかな動作は彼女がエースであることを証明していた。
しかし、そこにはCAも人間もおらず、ただ鬱蒼としげった木々のみ。
風で擦れ合う音だったかと、少し安堵の息を漏らす。
「やれやれ、ん?ギャッ!」
急に後ろにひっぱられた感覚があったかと思うと、CAがあおむけ状態で倒された。
しかし、目の前には密林に隠れながらも視える青々とした空だけで他には…………何もなかった!!!
にもかかわらず、腰あたりに圧力がかかり、身動きがとれなくなる。
 何 も い な い よ う だ が 何 か い る の だ
その「何か」に馬乗りになられたのだろう。
しかし、敵機の姿が以前としてみえない……レーンは自分の眼を疑った。
「え、ちょっと。やだよぉ……!!」
コクピット内で恐怖のあまり叫びをあげる。
急にライフルを持っていた右腕のつけねあたりに耐えられないほどの痛みがはしる。
「いぎぃいいいいい、ひぃぃぃぃぃ」
どうやらCAの右腕が切断されたようだ。
そして、今度はこめかみをかなりキツクつままれたような感覚が伝わってくる。
どうやら頭部のバルカンもつぶされた。この状況で使用できる武装はなくなった。
次は確実にコクピットのある胴体部分を狙ってくるだろう。
そうなったら自分は22歳の若さで散ってしまう。レーンはその現実に耐えられなかった。
もっとイイ男とSEXしたいし、ブランドの服で着飾りたい……
何よりも、サディストであるレーンはこのいたぶられるだけの状況が我慢ならなかった。
「ちくしょう、ちくしょう、ちっくしょおお!」
何度も何度もしつこいくらい叫び続ける。目には涙、股間には黄色い滴……
もし、スピーカーをONにしていれば、仲間にその声を拾ってもらえれば援護が来て
助かった可能性もあったが、彼女はそこまで頭が回らない。

そうだ、投降しよう。レーンはまるで素晴らしい答えをみつけたかのような顔になる。
「軍人」としてなどという誇りはなかった。今まで彼女が軍にいたのは「合法的に残虐行為ができる」
そんな単純な理由だった。サイベンがどうなろうと知ったことじゃない。

あれだけ、残虐行為に身を浸しておいて投降するなどという虫のいい話が通じるはずはない。
しかし、相手にその判断を委ねる必要はなかった。
なぜなら、彼女が投降しようとスピーカーをONにするのが彼女が生前とった最後の行動となったのだから。
コクピットに亀裂が走ったかと思うと、
ビームナイフが、(いやレーン自身はその青白く光るそれが何であるのか認識できたかも怪しいが)
彼女のちょうどその豊満な乳房を貫いた。
「サイベン帝こ…くふぅがはぁんっ」
彼女は最後まで説明することができなかった。上下に両断され一瞬のうちに絶命する。
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