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作者:二代目スレ70=531氏
投稿日時:2006/11/04(土) 02:45:16
備考:怖いけどうれしい逃避行。俺もザコ女の股間で窒息したい・・・


> 俺達はヒソヒソと言葉を交わしながら、家具屋の店先に突っ込んで止まっているバスを見た。
 地上に出ればあちこちにたむろしている邪神兵にたちまち見つかるだろうが、バスで逃げてしまえば関係ない筈だ。
 共同溝出口からバスまで、ざっと見積もって百メートル。全員で走れば二十秒、バスを道に戻すのに十秒。
 三十秒だ。三十秒の間、邪神兵をバスの近くから引き剥がすだけでいい。俺は覚悟を決めた。
「……わかった、俺が三十秒だけ囮になってやる。その間に何とかしろ」
「やってくれるか!?」
「頼んだぞ!」
 皆の声を背に受けて、俺は銃を構えて飛び出した。
「おいこら偽モコスども! こっちだ!」
 通りを彷徨っていた邪神兵が、俺に気付いて駆け寄ってくる。バスからだいぶ離れた所で、俺は振り向きざまに発砲した。
 ――ドゴォッ!
 通常の銃では考えられないほどの音が響き、やや遅れて悲鳴が上がる。
「あうっ、ふぐうぅんっ!」
 目の前にぱっと白い血の華が咲き、撃たれた邪神兵がのけぞった。吃驚した、すぐ後ろに追いつかれていたとは。
 至近距離からの一撃で右の乳房を吹き飛ばされた彼女は、ぶるんと露出した左の乳を地面に叩きつけるようにして倒れた。
 続いて走り寄った新手の顔面を狙って撃つと、首から上が綺麗になくなった。物凄い威力の銃だ。
 彼女は首なしのまま惰性でバタバタと俺に走り寄り、白レオタに包まれた豊満な胸を俺にぶつけてからひっくり返った。
 次に来た邪神兵の腹部を撃つと、「うっ」と呻いて体をくの字に折り曲げ、長い青髪を振り乱しながら地面に転がる。
 ここまでが25秒。もうバスが動き出している頃だろうと思い、銃を構えながら家具店のほうを見た。
 だが、バスは相変わらず店先に突っ込んだままだ。セルモーターがギュルギュルと情けない音を立てるだけで、一向に動こうとしない。
「どうした、急げ!」バスに怒鳴ると、運転席のモヒカンが怒鳴り返した。
「大変だ、エンジンがかからねぇ!」
「何だと!!」
 俺は慌てて周囲を見渡した。俺に向かってくる邪神兵の数は時間と共に増え、向こうの通りや別の区画からもどんどん集まってくる。
 マガジンは空なのにリロードする暇さえない。今の俺はさながら、スミスに囲まれたネオだ。
「ちえぇぇぇぇぇい、仕方ない!」
 俺は僅かに残った触手を総動員し、地面に倒れて死んでいる邪神兵の足を絡めとった。
 そして鎖鎌並みに振り回し、雲霞のごとく襲い掛かる邪神兵を片っ端からぶっ飛ばす。
「オーラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
「ひぎっ!」
「ぐひぃ!」
「げっ!」
「ふぶぅっ!」

 首をねじられ胸を打たれ腕を飛ばされて次々と宙を舞う邪神兵で夜空が見えなくなったとき、ようやく始動音が響いた。
 俺にとってはこの時ほど、バスのエンジン音が有難く聴こえたことはない。
「坂下ーーっ、乗れーーーーッ!」
 窓から首を伸ばして叫ぶピザ男が、救いの天使に見える。ずいぶん汚い天使もあったものだが、まあいい。
 と、バスの後部が出し抜けに吹き飛んで外れた。
 中の黒BDどもが発破をしかけ、俺を乗せやすく、また後方を攻撃しやすくしたらしい。
「おい、エンジンまで飛んだらどうする気だ」駆け寄りながら叫ぶと、うちの一人がしれっとして答えた。
「なあに、そん時はそん時だぁ」マジかこいつら。
「ところで、なんでまだそんなもん下げてるんだ?」
 言われて気づくと、俺は邪神兵の死体をまだ触手で持ったままだった。
 彼女は仲間に打ち付けられて上半身がなくなり、既に中の機械もバラバラになっている。
 そおっと地面に向けて離してやると、彼女はバウンドしながら夜の闇へ流れていった。

***

 バスの後部に仁王立ちになり、俺は追いかけてくる敵に備えた。
 最初は余裕で逃げ切れるかと思えたが、バスがカーブや放置車両をよけて減速するにつれ、
次第にそれは甘い考えだったと思い知らされた。
 邪神兵は暗闇の中から赤い目を光らせ、たちまち接近してきてバスの灯りに照らされる。
 青い髪をなびかせて俺をはっしと見つめ、物も言わずにバスとほぼ同じ速度で追いすがってくる彼女たち。
 ついさっき俺にあんなに手ひどくやられても、それでも彼女らは諦めないのか。
 その姿は単に俺の肝を冷え固めるだけではなく、一種の究極美による陶酔を与えた。ぶっちゃけ美しすぎて怖い。
「何やってんだ、撃て!」
 ピザ男に怒鳴られて俺は反射的に引き金を引き、バスに乗り移ろうとしていた邪神兵の頭を吹き飛ばした。
 首を失った体だけがのけぞり、バウンドしながら後方に流れていく。それを皮切りに、恐怖の逃走劇が始まった。
 両手二丁撃ちの俺は一人、二人と走ってくる彼女らの頭を、或いは胴体を撃って風穴を開け、転倒させて引き離す。
 中には腕が取れたり、首がもげかけたまま走ってくる邪神兵もいる。
「足だ、足を狙え!」
 金髪のオールバックが俺の横でAK47を乱射しはじめた。と思ったら連射を続ける俺の股下からRPGがにゅっと伸び、
後ろの奴に注意もしないまま発射した。追いかけてくる邪神兵の群れが炎に包まれ、一瞬遅れて吹き飛ぶ。
「イイィーヤッホーウ、やったあ!」
 発射した一見真面目そうな男は興奮して急に立ち上がり、ついでに俺の股間へ頭突きを食らわせた。「ひでぶ!」
 睨みついでにバスの中を振り返ってみると、RPGのバックファイヤで窓ガラスはすべて飛び、全員がひっくり返っている。
「お前なあ、場所考えて武器使え!」
「あれえ? MGSでもバイヲでも後ろの人は大丈夫だったんだけどな」
 これだからゲームしかしない奴は困る。更に文句を言おうとした俺の目に、とんでもない光景が映った。
 後ろに遠ざかる炎を通り抜け、あるものはジャンプし、さらに追撃の邪神兵が来る。
「おまいら寝てんじゃねー、まだ来るぞ!!」

 叫んでハンドキャノンを構えなおし、狙いをつけかけて俺は度肝を抜かれた。
 なんと彼女らは、今度は道の両側にあるビルの壁を斜めになりながら走ってくるのだ。
 大きな胸と尻を揺らし、すらりと伸びた脚を覆うブーツのヒールをコンクリの壁にひっかけ、全速力で接近してくる。
 それも一人や二人ではない。バスの後ろはあっという間に、道も両側のビルも邪神兵で埋め尽くされた。
「がああっ、ありえねぇ事しやがって!」
「大丈夫だ、脚さえ狙えば他の奴も巻き添えで転ぶ筈だろ!」
 弾の尽きたAKを投げ捨て、金髪が今度はMINIMIで掃射をはじめる。しかし、彼の目論見は見事に外れた。
 弾幕で脚を引き千切られた壁走り邪神兵はそのまま四つん這いになり、速度を落とすことなくザカザカ這いずってくる。
「これはひどい! 確かに〃強い悪の女を屠りたい〃とは言ったが、こりゃ強すぎだろ! しかもきめぇ!」
「しまった、そういえばスレタイに〃美しい〃って入れるのを忘れたぞ!」
「あーもう、うるせ! 気に入らんなら黙ってPOMれ!」
 もはや恐慌状態に陥った俺達は、互いに意味の分からないことを怒鳴りあいながらトリガーを引き続けた。
 何体倒したか、何回リロードしたかも解らなくなった頃、バスはとうとう川口ジャンクションを通過して高速に乗った。
「た、助かった……」
 次第に速度を落とし、追撃を諦めて引き離されてゆく邪神兵を眺め、俺は思わず床に座り込んだ。
 他の連中も緊張の糸がぷっつり切れたか、へたりこんで荒い息をついている。
「見ろよ……朝日が昇るぜ」
 窓の外から差し込む光を、全員が弛緩しきった顔で受ける。
 割れた窓の下から一人の邪神兵がぬぅっと現れたのは、その時だった。
 誰もが油断しきっていて、アクションなど起こせない。
 そんな中へ彼女は身を躍らせ、なんと一人の男の顔を股座で挟んで床へ押し倒した。
「うわっ! ぐふぅむっ、むぐぐぐッ!」

 彼は邪神兵の女性器で口と鼻を塞がれ、逞しい太股でギリギリと頭を締め上げられてもがいている。
「しまった、横に張り付いてやがったか!」
「野郎ッ!」
 両側から二人が飛び掛ったが、邪神兵は空いている両手で二人の頭を掴み、互いをガツンと叩きつけて放り出した。
「くそっ、人海戦術! 全員かかれ!」
「おう!」
 全員が一斉に邪神兵に襲い掛かり、腕を押えたり胴を押えたり乳を揉んだりの大乱闘となった。
 俺は何とか股の間にいる男を助けてやろうと腰に飛び付いたが、締め付けがすごくて脚が外れない。
「ぐうぅっ、なんて力だ!」邪神兵が飛び込んでから既に三十秒、男の顔は赤紫になっている。
「ラチがあかねぇ、首を落とすぞ! お前らしっかり押えてろ!」
 後から飛び掛った金髪が腰のナイフを引き抜き、邪神兵の首に手をかける。刹那、彼の腕を邪神兵が噛んだ。
「んぎゃああああ、いででででで!」
「がんばれ餡田!」
「そうだ、お前の腕ぐらい安いもんだろ!」
 腕の肉に四本の牙を深々と突きたてられながらも、彼は何とか邪神兵の首を切り落とす事に成功した。
 巨大でボリューム感たっぷりの女体がビクビクと痙攣し、やがて力なくダランと大の字になって動きを止める。
「今だ、引き剥がせ!」
「大丈夫か木暮!」
「ハァハァ、おれは無事だ……ザコ女の股間で窒息なんて、危うく夢が叶っちまう所だったぜ!」
「まったくだ! はははは」
「やれやれだぜ! はははは」
 和気藹々と笑いあう皆をよそに、腕を噛まれた金髪だけは失血で青い顔をしながら喘いでいる。
「ちょ、お前ら、おれ! おれ忘れてる!」
「は? そういえばお前まだいたの?」
「とっくにBFスレに逝ったと思ってた」
「いつまで痛がっている。自演は見苦しいぞ」
 白BDの男にビシリと言い放たれ、彼はショックを受けて固まった。「誰か手当てしてくれよぉ……」
 仕方がないので俺はピザ男を手招きして、救急キットを持ってこさせた。
「ピザコ、オペの準備だ!」
「あらまんちゅ! って誰のつもりだお前」
 医者並とはいかなかったが、手当てはそれなりに上手くいった。手違いと言えば麻酔の量を間違えた位だ。
「よーし、これで助かる筈だ……たぶん」
「おいおい、こいつ白目剥いてうわ言いってんぞ! ブラックジャックに謝れ!」

「あ~、大丈夫、大丈夫」
 スキンヘッドで巨漢の黒BDが、手をヒラヒラさせながら気楽なことを言っている。
「多少首がとれても血が無くなっても、俺たちゃ死なないからよ。まあ息が止まったらやばいけどな」
「は? それはどういう……」
「まだわからんか」
 ずいっと前に出てきたのは、あの紫のモヒカンだった。
「つまり俺達はな、時にお前らの監視者であり時に創作……」
「あの、どうでもいいけど」横からピザ男が口を出してきたので、俺達は揃って奴の顔をみた。
「お宅さぁ、運転してた人じゃなかったっけ。じゃあ、今ハンドル握ってるのは誰なんだぜ」
 俺達はしばらく互いに見つめあい、またピザ男の顔を見て、そして運転席へと視線を移した。
 空っぽの運転席を確認するのとほぼ同時にバスは突然路肩に乗り上げ、俺達の体は床から浮き上がった。
「あああぁぁぁぁあああああああぁぁぁぁあああああああ」
「いいいいいぃぃぃぃやぁぁぁぁああああああああああ」
「うぎゃぁぁぁあああああああああああぁぁぁああああああ」
「ええええええぇぇぇええいいいいいいあぁぁぁあああああきみから」
「らめぇぇぇぇええええええええぇぇぇええええええええ」
「こなああああああぁぁぁぁゆきぃぃぃいいいいいいいい」
 俺達を乗せたバスは悲鳴と怒号を撒き散らしながらガードレールを突き破り、そのまま高架下へと落下していった。
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